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ハン検2級合格勉強法

こんにちは。

毎日暑いですね。

近所のスーパーに買い物に行っただけで溶けそうになるはるはるです。

6月のハン検で6度目の挑戦でハン検2級に合格できたので、勉強法を紹介しようと思います。

使ったテキストと勉強法

「「ハングル」検定公式ガイド 合格トウミ改訂版 合格レベルと語彙リスト 上級編」

ハン検2級用の公式テキストはこの「「ハングル」検定公式ガイド 合格トウミ改訂版 合格レベルと語彙リスト 上級編」だけなので、トウミ攻略は必須と考えて15周やりました。

15周目になると覚えられない単語は600語くらいになるので、15周目は意味がぱっと出てこない単語はすべて書き出して集中的に覚えるようにしました。また、最後のところに高級文法が掲載されているのですが、文法を見ているだけでは覚えられないので、辞書で例文を探し、例文ごと覚えるようにしていました。

トウミ15周したので、もうほとんど単語は覚えたと思って試験にのぞんだのですが、共通の単語を入れる穴埋めなどは点数が取れなかったので、単語力強化のためにはトウミだけでなく過去問を何度もやって知識を定着する必要があると感じました。

過去問

ハン検準2級までは公式テキストの「トウミ」と「ペウギ」をやり、過去問は自分の実力を知るためと試験に慣れるためと過去問の問題集を1冊買って解いただけでした。

でも、2級になると公式テキストはトウミだけなので、過去問がテキストとしてとても重要になってきます

私は合格までに過去問を合計8冊解いてわからなかった単語を暗記するようにし、聞き取り対策として聞き取り問題を2回ずつ音読しました。

最初に試験を受けたときは1冊、2回目の受験時は2冊、3回目から5回目までには各1冊ずつ問題集を増やし、6度目の受験の時にはさらに2冊問題集を増やし、8年分の問題を2度ずつ解きました。新しく買ったものは2度解いただけですが、以前から持っていたものは多いもので5回解いたものもあります。

文法やハングル表記の間違いを探す問題などは、正解の導き方が自分ではわからないので、過去問の解説がとても役立ちました

合格体験記にも書いたのですが、聞き取りで過去問に出た文章がアレンジされたものも出たので、過去問を勉強するというのは「トウミ」の学習とともに、2級の勉強の大きな柱になると思います。

前田式! 韓国語 4色ボールペンディクテーション ワークブック

聞き取り問題が何を言っているのかさっぱり理解できず、受験のたびに点数が下がり続けていたので聞き取り強化のためにやった教材です。

かなり難しく、最初に始めたころは聞き取れないし、読むのも難しいと感じましたが、シャドーイングや音読を20回くらいづづやっているうちにだんだんと慣れてきて、最初のうちは難しすぎてとても無理だと感じ発音できなかった文も読めるようになりました

聞き取り対策としては、この問題集を解く、過去問の音読、KBS NEWSを見るという3本柱でやり、結果的に聞き取りを8割取って合格できたので、この問題集をやったことはとても効果があったと思います。

[タラグォン]Darakwon 実用韓国語文法 上級/ Korean Grammar in Use日本語版

準2級までは準2級レベルに必要な文法を「ペウギ」で学習できるのですが、2級から「ペウギ」はないので高級文法を覚えようとこのテキストをやりました。

テキストの構成は文法の説明→問題を解くという形式です。

たくさんの問題を解くので文法の定着にとても役立ったと思います

ただ、このテキストに掲載されている高級文法だけで「合格トウミ 上級編」に掲載されていたすべての高級文法をカバーできたわけではないです。どちらかというとこのテキストはTOPIK6級を目指していたとき、高級文法のテキストとしてぴったりだなと感じました。

私がやったテキストは[タラグォン]Darakwon 実用韓国語文法 上級/ Korean Grammar in Use日本語版という海外から取り寄せたものでB5判と大きい判型のものです。

最近このテキストが日本でも発売されている(「実用韓国語文法 上級」)ですが、こちらのほうは海外版よりも判型が小さいです。

テキストの内容がびっしりでB5判でも字が小さいと感じたので、私は海外版のほうがいいかなと思っていますが、内容はまったく同じようなので字が小さくても大丈夫な方は日本で発売されたもので大丈夫だと思います。

CD付 ハングル能力検定試験2級合格をめざして

数少ないハン検2級用のテキストです。

2023年7月現在はこちらのテキストは品切れで重版未定になっているので、中古で購入することしかできないようです。

重版になったらいいですね。

このテキストを2周して、掲載されている単語や文法を暗記するようにしました。

でも、受験までにこのテキストに掲載されているものを十分暗記はできていないです。

内容も難しいし、テキストに掲載されている作文などは書けないものが多いので、引き続き1級対策としても使っていこうと思います。

【音声DL】 キクタン韓国語【上級編】

キクタン韓国語“上級編” / 金京子 【本】
created by Rinker

最初にハン検2級を受験したときに使ったテキストです。

このテキストを全部暗記すれば受かるんだと思って頑張ってやりました。

やってみた感想としては、キクタンはかなり単語をカバーしてあるとは思うのですが、いざ受験してみると単語数が足りないと感じました。

2級を目指すなら「合格トウミ 上級」もやらないといけないなという感じです。

ただ、キクタンは2級の勉強をしようという最初のテキストとしてはとても良かったと思います。

単語とその単語を使った文を両方聞くことができるので、2級に使われる単語を使った文を耳に慣らすには最適だと思いました。

最初の受験にも関わらず聞き取りは合格ラインの7割を取ることができたのは、「キクタン 韓国語 上級編」をしっかりやったからなのではと思います。

テキスト以外で勉強したこと

「여보세요! ハン検」

ハングル検定能力協会のホームぺージに「여보세요! ハン検」という無料のミニテストのページがあったので、これを何度も解いていました。

最後のほうには80点以上はとれるようになっていました。

このページ、残念なことに2023年3月末でサービスを終了してしまいました。

その代わりにオンラインコンテンツ「ハン検学習ツール」というサービスが始まっています。このサービスは1カ月500円、1年だと5000円(2023年7月11日現在)で使用可能です。

無料ではなくなったのが残念ですが、どんな学習方法なのか興味があるのでいずれはチャレンジしてみようと思います。

KBS NEWSを観る

聞き取り対策として、時間があるときはKBS NEWSを観るようにしていました。

余裕があるときはニュースで出てきたわからない単語を辞書で引きながら、疲れてしまって余裕がないときは聞き流しをしていました。

1月から4月までは毎日見られたのですが、仕事が忙しくなって5月はほとんど見られませんでしたが、聞き取りの点数が上がったのはKBS NEWSをたくさん見て、耳が韓国語に慣れたというのが大きいと思います。

まとめ

韓国語の勉強を始めてからハン検2級に合格するまでの勉強時間を調べてみたら2963時間でした。TOPIK6級に合格したときが約2800時間勉強していたので、さらに大体200時間弱プラスして勉強して2級に合格したという感じです。

初チャレンジから合格まで6度の受験。かなり勉強したのにもかかわらず点数が下がってしまうことも多く、どんな勉強法がいいのかと試行錯誤の日々でした。

とにかく単語の難しさに苦戦しました。

勉強をやってもやっても点数が上がらず「もしかしたら永遠に2級は受からないのかな」などと思うこともありました。

でも、諦めたらそこで終わりと考え直し、何とか勉強を続けました。

前回67点で3点足らず不合格だったときはかなりへこみましたが、今まで頑張ってきたことはかならず報われますよと韓国語の先生に励ましてもらい、気持ちを持ち直しました。

TOPIK6級にあと1点で合格できなかったときも同じように考えるようにしたのですが、合格点にあと3点という結果が出たあたりから、自分は合格する実力があるんだから大丈夫と考えて苦しさを乗り切りました

このブログを立ち上げたときはハン検準2級に合格した半年後くらいのときで、目標はハン検1級と書いていましたが、それは果てしなく遠いことのように思えました。

でも、何とかハン検2級まで到達することができ、ここまで来たんだなあとしみじみしています。

ハン検準2級から2級までは、ハン検3級から準2級までの道のりに比べて何倍も険しいものだったので、きっと2級から1級はさらに大変なのだろうと思います。

でも、諦めずにコツコツやっていこうと思います。

この記事がハン検2級を目指す皆さんのお役に立てれば嬉しいです。

ハン検2級を受験しつつ、TOPIK6級も目指して勉強していたので、TOPIK6級合格法の記事も合わせて読んでいただくとより参考になると思います。

よろしければ、こちらもご覧ください。

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