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TOPIK 3級合格勉強法

韓国語を習い始めのころは設問文もすべて韓国語で書かれているTOPIKは敷居が高いと感じてしまいますが、中級になったらそろそろ受験しようと考える方も多いのではないでしょうか。

今回はTOPIK3級取得までの学習法とおすすめの参考書について書いていこうと思います。

私は韓国語の学習を始めてから3年4ヶ月後に受けた2019年秋のTOPIKⅡで3級に合格しました。

点数は듣기64点、쓰기22点、읽기54点、合計140点です。

勉強に使った教材と勉強法

対策テキストとしてお勧めのものと勉強法です。

新・合格できる韓国語能力試験 TOPIKⅡ(新大久保学院 全ウン(著)、李志瑛 (監修) アスク出版刊)

TOPIK Ⅱ (3~6級)に対応した対策問題集です。

この教材は中級と高級レベルの問題が一緒に出題される本試験全体への対策ができるとともに、中級と高級レベルを分けて学習を進めることもできる構成になっています。

受験当時は中級合格を目指していたので、教材に掲載されている中級の単語と文法の暗記をし、練習問題を解きました。

韓国語で文章を書くときの注意点も解説、書き取り問題への対策まですべてカバーされているので、TOPIKⅡを初めて受ける方にはお勧めです。

4級を目指している今もこの教材を使って学習しています。

韓国語能力試験 TOPIKⅠⅡ 必須単語5700 (イム・ジョンデ(著) 秀和システム刊)

TOPIK I II(韓国語能力試験 I II)合格に欠かせない必須単語を厳選した単語集です。

私が使用したのは「韓国語能力試験 TOPIKⅠⅡ 必須単語5700」ですが、2020年に新装版韓国語能力試験TOPIKIII 必須単語6200が出版されています。

この単語集は見出し語と簡単な例文で構成されており、音声もダウンロードできるので、発音を確かめながら学習ができます

私はTOPIKⅡに対応する部分の音声を何度も聞きながら、赤シートで意味の部分を隠して暗記しました。この時は音声を発音することはなく、聞くだけで単語を覚えていましたが、単語と例文の発音も平行して行えばより効果的だったのではと思います。

掲載されている単語の量が圧倒的に多いので、試験の1週間前までに単語集を1週するのがやっとという状態でしたが、3級合格のために必要な単語は十分暗記できました

MP3付 第35回+第36回+第37回+第41回韓国語能力試験過去問題集TOPIKIKⅡ(NIIED(韓国国立国際教育院)、 公益財団法人韓国教育財団(著)三修社刊)

勉強の総仕上げとして過去問を解いて本番の感覚をつかみ、点数を確かめました。

実際に過去問を解くことで듣기は先に選択肢を読んでおくことが点数を延ばすコツだということ、읽기各問題に割く時間配分などを確認することができました。

この教材は和訳も解答の解説もないので、復習するのにはかなり時間がかかりますが、わからない単語はすべて調べて暗記するなどしっかりと復習することでかなり実力がつくのではないかと思います。

「できる韓国語中級Ⅰ」(新大久保語学院 李志暎・金貞姫著 DEKIRU出版刊),「できる韓国語中級Ⅱ」(新大久保語学院 李志暎・金貞姫・沈熙眞 著 DEKIRU出版刊)

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文法をよりいっそう定着させるために、語学学校の教材の「できる韓国語中級Ⅰ」、「できる韓国語中級Ⅱ」の中から「新・合格できる韓国語能力試験 TOPIKⅡ」に掲載されていた中級文法を探して解説を読み、練習問題を解きました。

「新・合格できる韓国語能力試験 TOPIKⅡ」の中級文法のうち「できる韓国語中級Ⅰ」、「できる韓国語中級Ⅱ」に掲載されているものは50%くらいですが、練習問題を解いた文法はしっかりと頭に入れることができました。

쓰기対策

쓰기問題の51番、52番に関しては「新・合格できる韓国語能力試験 TOPIKⅡ 新大久保学院 全ウン(著)、李志瑛 (監修) アスク出版刊」と「MP3付 第35回+第36回+第37回+第41回 韓国語能力試験過去問題集 TOPIK II  NIIED(韓国国立国際教育院)、 公益財団法人韓国教育財団(著)三修社刊」に掲載されていた51番、52番の問題を解き、解答を確認しました。

53番の問題は模範解答を見ながら自分にとって難しい表現を変え、オリジナルの解答を5つくらい作成し、そのうち3つを語学スクールの先生に添削してもらいました。

54番に関しては、「新・合格できる韓国語能力試験 TOPIKⅡ」と「MP3付 第35回+第36回+第37回+第41回 韓国語能力試験過去問題集 TOPIK II 」の模範解答を写し、文章の流れをつかむようにしました。

このように쓰기対策をして試験に臨んだのですが、지직교육(知識教育)と인성교육(人格教育)について論述する54番の問題の인성교육(人格教育)という単語がわからなかったため、意味を理解していた지직교육(知識教育)について100字くらいしか解答を書くことができず……。

また、54番の導入文は問題文と質問文をうまく引用して書くのですが、それもできていませんでした。

私の쓰기の得点は受験者の平均は30.31点よりも下回っており、かなり点数は低いので、쓰기の得点をいかにアップするかが今後の課題です。

今、次のTOPIKⅡに向けて쓰기の得点アップのためにさまざまな勉強法を試しているので、効果的な勉強法があったらまた書いていきたいと思います。

TOPIKⅡを受けてみて

TOPIKⅡはとにかく試験の範囲が膨大で何から手をつけていいかわからなかったのですが、実際試験を受けてみて最優先するのは単語の暗記だと思いました。

単語さえわかれば、どの問題でも得点アップが可能です。

とくに私は쓰기の54番の問題の単語の意味がわからず、ほとんど作文を書くことができないという体験をしたので、今は単語の暗記に力を入れています。

この勉強法がTOPIK3級を目指している方の参考になれば嬉しいです。

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