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ハングル学習の壁を越えよう!! ②二重パッチムの壁

こんにちは。韓国語の学習を始めてもうすぐ4年になる今でも二重パッチムに遭遇するとドキドキしてしまうはるはるです。

今回はハングルの学習でつまずきやすいポイントとしてよく出てくるダブルパッチムの学習法について書いていきたいと思います。

まず、ダブルパッチムの種類ですがㄲ、ㅆ、ㄳ、ㄵ、ㄶ、ㄺ、ㄻ、ㄼ、ㄽ、ㄾ、ㄿ、ㅀ、ㅄ13種類あります。

ㄲ、ㅆは「ッ」と読めばいいので簡単です。

問題はㄳ、ㄵ、ㄶ、ㄺ、ㄻ、ㄼ、ㄽ、ㄾ、ㄿ、ㅀ、ㅄです。

そもそもダブルになっていて文字も難しいし、いったいどっちを読めばいいんだろう。

ダブルパッチムの単語はすべて全部暗記しなければならないのかもしれない。

いったいいくつあるんだろうと頭が真っ白になるかもしれませんが、簡単な法則とほんの少しの例外を覚えればいいのです。

①後ろにㅇがきたら両方読む。

例 읽다「読む」(イタ)→읽어요(イゴヨ)

②ㄺ、ㄻ、ㄿは右を読む。

語学学校の先生からㄺ、ㄻはパッチムの形が数字の27と20によく似ているので「27と20は右と覚えるといいよ」と教えてもらいました。

残りのㄿですが、はそのまま2と覚え、はギリシア数字のⅡに似ているので「22も右」と考え、「27と20と22は右」と覚えるのがお勧めです。

읽다「読む」(イクタ)、 닭「ニワトリ」(タ
젊다「若い」(チョータ)、삶다「ゆでる」(サータ)
읊다 「詠む」(ウタ)

※ちょっとややこしいのですが、のあとにが続いた場合に限って、左側を発音するという例外があります。

例 읽다「読む」(イタ)→읽고(イッコ)

밟다「踏む」(パープタ)という動詞も例外です。밟다はㄺ、ㄻ、ㄿでもないので法則どおりに考えれば左側を読むことになりますが、「右側」を読みます。

③ㄳ、ㄵ、ㄶ、ㄾ、ㅀ、ㅄ、ㄽは左を読む。

몫「分、分け前」(モ
앉다「座る」(アンタ)
많다「多い」(マーンタ)、  않다「…(し)ない」(アンタ)
괜찮다「大丈夫だ」(クェンチャンタ)
핥다「なめる」(ハタ)
싫다「いやだ」(シタ)、잃다「なくす」(イタ)
없다「ない」(オータ)、값「価値」(カ
외곬으로「ひたむきに」(ウェゴスロ)
→このダブルパッチムを使った単語はほとんどないです。

④ㄼは単語の意味が形容詞になる場合は左、動詞になる場合は右を読む。数詞の여덟「8、八つ」(ヨドル)は右を読む。

形容詞짧다「(長さ・時間が)短い」(チャルタ)、 넓다「広い」(ノタ)
얇다「(厚さが)薄い」(ヤタ)
動詞밟다「踏む」(パータ)

まとめ

繰り返しになりますが、ㄲ,ㅆは「ッ」と読む、後ろにㅇがきたら両方発音する、ㄺ、ㄻ、ㄿは右を読む、ㄳ、ㄵ、ㄶ、ㄾ、ㅀ、ㅄ、ㄽは左を読む、ㄼは単語の意味が形容詞になる場合は左、動詞になる場合は右を読むという5つの法則覚えるというだけでもかなりの数の単語の読み方をカバーできます。

あとはたまに出てくる例外を暗記すればOKです。

こう考えるとダブルパッチムのハードルもかなり低くなりますね。

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