数字の基本的な表記法を覚え、敬体やヘヨ体の作り方などを覚え、これでホッと一息と思うのもつかの間、韓国語初級学習者の立ちはだかる大きな壁は不規則活用だと思います。
ハングル検定4級合格には不規則活用は必須なので、初級学習者のときの私は必死に覚えました。
今回はㅂ不規則活用と効果的な学習法について書いていきたいと思います。
ㅂ不規則活用とは
1、基本の活用
単語の語幹末がパッチム「ㅂ」で終わる動詞や形容詞の後ろに「–(으)」や「–아/어 」のような母音が続く場合、パッチムの「ㅂ」は母音「우」に変わります。
(例)춥다「寒い」→「(-으)면」がつくと추우면「寒ければ」、「-(으)니까」がつくと 추우니까「寒いので」、「-아/-어 요」がつくと추워요「寒いです」となります。
基本の活用の単語は춥다「寒い」のほかに、덥다 「暑い」、어렵다「難しい」、쉽다「易しい」、귀엽다「かわいい」、무겁다「重い」、뜨겁다「熱い」、고맙다「ありがたい」、맵다「辛い」、반갑다「懐かしい、うれしい」、어둡다「暗い」、아름답다「美しい」などがあります。
2、例外の活用①
「아/-어 」が後ろに続く場合、돕다「手伝う」、곱다「きれいだ」は「ㅂ」は母音「우」に変わるのではなく、「와」に変わり、돕다→도와요、곱다→고와요となります。
3、例外の活用②
좁다「狭い」、입다「着る」は「ㅂ」でも、좁다→좁으면「狭ければ」/ 좁아요「狭いです」、 입다→입으면「着れば」/ 입어요「着ます」と変化せず規則的に活用します。
お勧めの学習法
不規則活用の単語に「(-으)면」、「(-으)니까」、「-아/-어요 」、「-아/-어서 」をつけて活用の練習をしました。
語学学校のテキスト「できる韓国語 初級Ⅱ」(新大久保語学院 李志暎(著) DEKIRU出版刊)や「ハングル検定公式テキスト ペウギ4級」(李清一(著) ハングル能力検定協会監修 ハングル能力検定協会刊)の中からㅂ活用の単語を集め、活用の練習も兼ねて写真のような手書きの表(あまりきれいでなくてすみません……)を作って知識の定着を心がけました。例外の活用のところは色を変えて書き、意識して覚えるようにもしました。
不規則活用を覚えるのには何度も手書きをして練習するというのが一番効果的だと思います。
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