他の不規則活用にくらべ、ㄷ不規則活用は動詞のみで例外も少ないので覚えやすいと思うのですが、ㄷがㄹになってまったく発音が変わってしまうせいか、もとの形がわからなくなることが良くあります。
ㄷ不規則活用とは
1、基本の活用
単語の語幹末がパッチム「ㄷ」で終わる動詞に「-(으)」や「-아/-어 」のような母音が続く場合、パッチム「ㄷ」は「ㄹ」に変わります。
(例)듣다「聴く」→「(-으)면」がつくと들으면「聴けば」、「(-으)니까」がつくと 들으니까「聴くので」、「-아/-어 요」がつくと들아요「聴きます」となります。
基本の活用の単語は듣다「聞く」のほかに、묻다 「尋ねる」、걷다「歩く」、싣다「積む、載せる」などがあります。
2、例外の活用
パッチムが「ㄷ」でも받다「受け取る」、닫다「閉める」、믿다「信じる」などは規則的に活用し、받다→빋으면、받아요、닫다→닫으면、닫아요、믿다→믿으면、믿어요などとなります。
ㄷ不規則活用の効果的な学習法
単語ごとに「(-으)면」、「(-으)니까」、「-아/-어 요」をつけた形を練習するのに加え、現在連体形(「~する+名詞」-는がつくので語幹末は変化なし。例:듣는시디「聴いているCD」 )、過去連体形(-은「~した+名詞」은がつくので語幹末はㄹに変化。例:들은 시디「聴いたCD」)、未来連体形(「~する予定の名詞」 –(으)으がつくので語幹末はㄹに変化。例:들은 시디「(これから)聴くCD」の形を作って練習するのも効果があります。
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