こんにちは。はるはるです。
皆さんはTOPIKⅡを受けたとき、問題量の多さはもちろんのこと、問題の種類の多さにとまどったことはありませんか?
今回はTOPIKⅡの問題の攻略法をしっかり学べる「韓国語能力試験 TOPIKⅡ 中・上級完全対策」を紹介したいと思います。
検定試験を受けるときは、単語や文法の暗記をしたあと、過去問の問題集を解くというパターンで学習するのですが、今回はさらに解説つきの問題集を解いてみようとこのテキストに取り組んでみました。
テキストを使って勉強してみてこの対策本で勉強するとしないとでは確実に点数が変わるのではと思うくらいいいと思ったので、くわしく書いていきますね。
韓国語能力検定試験 TOPIKⅡ 中・上級の構成
中級と上級レベルに当たるTOPIK IIの問題形式、出題傾向を解説し、それに沿った練習問題と模擬試験3回分が収録されています。
おすすめポイント① 攻略法が分かりやすい
写真のように、問題のパターン別に攻略法を見やすくわかりやすく解説しているので解答を引き出すためのポイントがつかみやすいです。
私は듣기のグラフの問題が苦手だったのですが、設問のどこを集中して聴けばいいか解説されているのがありがたかったです。
읽기の問題も明らかに設問文にない選択肢は除外できるのですが、問題によってはどれが正解だかよくわからないものがあります。このテキストでは、正解の導き出し方がていねいに書かれているので、問題の解き方のコツをしっかりつかむことができます。
文の並べ方の問題の取捨選択の方法もとても参考になりました。
効率的に問題を解く方法がわかるので、問題を解くスピードアップものぞめると思います。
おすすめポイント② 設問、答えすべてに和訳がついている
TOPIKⅡの過去問を勉強していたとき、わからない単語を辞書でひいて復習していたのですが、めちゃくちゃ時間と労力がかかりました。
ハングル検定の過去問も英検の過去問も今まで受けた語学の資格試験の過去問題集にはすべて和訳がついていたので、和訳がない問題集の勉強ってこんなに大変なのかと涙……。
和訳がついているありがたさが身に染みたのでした。
辞書で調べるというアクションを入れることで知識の定着率はよくなるのですが、試験までの時間があまりないとき膨大な量のわからない単語を辞書で調べるのはかなりきついものがあります。
また、単語の意味を調べても文全体の訳がしっかり合っているのかどうかわからないということも……。
このテキストには問題と答えの和訳がすべてついているので、効率的に勉強することができます。
おすすめポイント③ 쓰기の得点配分が紹介されている
どうやって得点を取ればいいかわからない쓰기ですが、採点の根拠と点数区分が紹介されているので、対策が練りやすくなります。
おすすめポイント④ 本番と同形式の模擬試験問題が3回分収録されている
模擬試験を受けることでテキスト前半の攻略法で得た知識をしっかり定着させ、試験に慣れることができます。
まとめ
最初にTOPIKⅡの勉強を始めたとき、問題の種類が多かったことがとてもプレッシャーだったのですが、この対策本で種類別に問題の攻略法をしっかりと確認できたおかげで、気持ちが楽になりました。
前回のTOPIKⅡの受験のとき過去問に取り組む前にこのテキストで勉強しておけばよかったと思っています。
欲をいえば、模擬試験が3回ではなく5回くらいあると嬉しいのですが、このテキストは本当に買ってよかったと思えるほど学習効果が実感できたものでした。
お勧めです!!
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