こんにちは。
はるはるです。
2019年のちょうど今ごろ、ハン検準2級合格のお祝いに二泊三日で初の一人韓国旅行をしたことを思い出します。
また、韓国行きたいなあと思いつつ、一人旅行体験を書いていこうと思います。
旅行初日
いざ、韓国へ!!
韓国には1度友人と行ったことがあったので、旅行自体にそうプレッシャーはなかったです。
イースター航空で行ったのですが、格安航空会社を利用したのは初めてでした。
滑走路を移動する時間が長く、なかなか離陸しないので驚きました。やはり、ジャンボ機が優先なのですかね。
お水がサービスでつくとのことだったので、ペットボトルのミネラルウオーターが座席に置いてあるのだと思っていたら、通りがかったキャビンアテンダントさんに「お水ください」と自己申告してもらうのだと知ってまたまた軽く衝撃を受けました。
機内ではインスタントラーメンなどの軽食を購入して食べることができるので、時たまラーメンのにおいがしてきたりして面白かったです。
飛行機の中でキャビンアテンダントさんに韓国語で話していたら、通路を隔てて隣に座っていた韓国人の女性が「東京からいらっしゃったのですか」と日本語で話しかけてくれました。
韓国語を勉強していると言ったら、「じゃあ、韓国語で話してみてください」と言ってくれたので、仁川に着くまでは基本韓国語、どうしてもわからないところは日本語でいろいろな話をしました。
この女性のおかげでちょっぴり不安な韓国への一人旅がとても楽しいものになりました。
私の韓国語が間違っていると直してくれたので、とても勉強にもなりました。
入国審査のところでお別れしたのですが、別れ際にその方が言った「たくさん楽しんでください。でも欲張らないことも大切です。韓国人はいい人ももちろんいますが、悪い人もいるので気をつけて」という言葉がとても印象に残っています。
仁川からソウルのホテルへ
仁川空港に到着後はシャトルバスでソウルにあるホテルに行くか、電車を乗り継いで行くか迷ったのですが、冒険したいという気持ちもあり、電車で行ってみることにしました。
チャージ式で地下鉄とバス、一部のタクシーで利用できる「T-moneyカード」を購入して、ソウル行きのA’REXに乗りました。
まあ、ここまではスムーズだったのですが、ソウル駅で地下鉄に乗り換えようとしたとき電車を選択したことを激しく後悔。
ソウル駅はめちゃめちゃ階段が多いのです。
スーツケースを持ったまま階段の上り下りをするのはとても大変で、地下鉄の駅まで行くのに一苦労でした。
ソウル駅からホテルがある乙支路4街(을지로4가)まで乗り換えは1回あるけれど地下鉄の駅を3つ乗れば着くので、ソウル駅まで行き着けば20分もかからずにホテルに着けると思っていましたが、ソウル駅に着いてから地下鉄に乗るまでかなり時間がかかりました。
荷物を持って階段を何度も上り下りするのはしんどいし、時間もかかるので、次からは仁川空港を利用するときはホテル直結のシャトルバスにしようと強く思ったのでした。
まずは明洞!!
ホテルは乙支路4街にある「ベストウェスタンプレミアホテル国都」に宿泊したのですが、ここのホテルは駅の目の前にあります。
買い物した荷物をいったんホテルに置いてまた出かけることができるのでとても便利でした。
お部屋の雰囲気もいいし、アニメティも充実しているので、また韓国に行くときは泊まりたいと思うほど気に入りました。
ホテルのフロントではすべて韓国語でやり取りしました。
このときの私はハングル検定準2級に受かったばかりでした。
ハン検準2級くらいの実力になると、旅行で使う韓国語にはほとんど不自由しない感じです。
朝6時台に家を出てから韓国のホテルに着いた6時過ぎまでほとんど何も食べていなかったので、チェックインの後まずは腹ごしらえと明洞にある「明洞餃子」に行き、カルグクスを食べました。
カルグクスの中に入っているワンタンが美味しかったので、餃子も食べてみたかったのですが、カルグクスだけでお腹がいっぱいの量だし、餃子もかなりボリュームがあるので次に来たときに食べようと諦めました。
周囲にカップルがたくさんいたのですが、餃子とカルグクスを注文してシェアしている人が多かったです。
明洞からロッテマートへ移動
明洞をざっと見た後、お買い物をするならロッテマートのほうが便利で安いので、ソウル駅に移動し、ロッテマートで化粧品やお菓子などお土産を買いました。
ロッテマートの化粧品コーナーは主なコスメメーカーのものが一箇所に集まっているので、明洞よりも見やすいです。
食器などの日用品も売っているので、いろいろ見るのも楽しいマートです。
私はここが大好きでお店に入るとテンションが上がります。
ロッテマートには夜の十時くらいまでいて、ホテルに戻りました。
二日目
景福宮とホドゥクァジャ
実は韓国旅行を決めた第一の理由はできたてのホドゥクァジャ(くるみ饅頭)を食べたいというものでした。
以前韓国に行ったとき食べたできたてのホドゥクァジャがすごく美味しかったんです。
仁寺洞にある「ホミルホドゥ(ホミルホミル)」 というお店で食べたのでまたそこに行こうと思っていたら閉店していたので、ネットで評判の良かった明洞にある「アリラン明洞ホドゥクァジャ」に行くことにしました。
朝10時にホテルを出発し、まずは「アリラン明洞ホドゥクァジャ」へ。
箱入りのくるみ饅頭を3箱買い、食べ歩き用にバラでも買いたいと言ったら、何と出来たてのホドゥクァジャを3つサービスしてくれました。
このお店でもやり取りはすべて韓国語。
とても親切で素敵なお店だったのでまた行きたいと思ったのですが、何と2020年に閉店してしまったそうです。
大切な思い出が消えてしまったみたいで悲しいです。
この日は景福宮の無料の日本語ガイドツアーの12時半開始の回に参加しようと思っていたので、ホドゥクァジャを買った後に韓国式のトーストを食べたいと明洞にあるホボントーストでお昼ご飯を食べる予定でした。
でも、なかなかホボントーストの場所がわからず、お昼抜きでツアーに行くことになるのかなと思っていたら、運よく旅行者向けに道案内をしてくれる「動く観光案内所」のガイドスタッフから「どこを探していますか」日本語で声をかけてもらえたので、無事ホボントーストに着くことができました。
ホボントーストではベーコンのトーストとキウイジュースを頼みました。
トーストももちろん美味しかったのですが、キウイジュースが生のキウイをそのまま絞ったような新鮮な味ですごく美味しかったです。
無事に時間どおりに景福宮に着き、ツアーを申し込んで集合場所で待っていると、「ガイドさんですか」と日本語で話しかけられました。
旅行一日目も明洞で中国人の観光客の女の子から道を聞かれました。どうも彼女は私を現地の人と思ったみたいです。英語で日本人ですと言ったら驚いていました。
初の韓国一人旅にしてはリラックスしていたので、現地の人に見えたのかもしれません。ちょっと嬉しかったです。
景福宮の無料ガイドツアーは日本語が上手な韓国人のボランティアの方が説明をしてくださって主な場所を回ったのですが、内容がとても興味深く、楽しかったです。
前々から見てみたかった王の玉座も見ることができました。
日本人のご主人と韓国人の奥様とその姉妹の方に一緒に回ったのですが、韓国語を勉強していると言ったらとても喜んでもらえ嬉しくなりました。
ガイドの方に日本語を勉強していて何が一番難しいですかと聞いてみたら、「発音です」と言っていました。
景福宮の中に朝鮮王朝(1392~1910)の王室の美術品や衣装、絵画、家具などの遺物や関連資料が展示されている「国立古宮博物館」があるのですが、ここもとても良かったです。
時代劇でよく見る王や王妃の衣装や簪などが飾ってあり、見ていて楽しかったです。
景福宮にある「慶会楼」(国に祝事があったときや宴を催すために作られた池に浮かぶ楼閣)の池には火災を防止するために銅で造った二匹の龍が入れられていたのですが、「国立古宮博物館」には実際に池に沈んでいた青銅製の龍も展示されており、この龍のオブジェがとても印象深かったです。
景福宮から仁寺洞へ
景福宮から仁寺洞は駅一つで移動できるので、そのまま仁寺洞へ行きました。
仁寺洞町並みは落ち着くので好きなのです。
「ㅆ」という黄色い看板が目印の伝統高原品を扱う仁寺洞のランドマークとして有名な「サムジキル(쌈지길)」でお土産を買い、街をブラブラしていたら素敵な韓屋のカフェを見つけたので、一休みしました。
このカフェは「木響」(목향)というお店なのですが、仁寺洞初の2階建て韓屋だそうです。
オフシーズンだったせいかお客さんは私ともう1人だけ。残りの時間の行動計画を立てつつ、暖かくくつろげる店内でゆっくりとお茶を飲みました。
夜の弘大へ
くるみ饅頭を持ったままの移動が大変だったので、仁寺洞からホテルに戻って荷物を置き、夕ご飯は「少年食堂」(소년식당)で「海老の醤油漬けご飯(간장새우밥)」を食べようと弘大へ行きました。
駅から4分とのことだったのですが、夜だったせいか道がよくわからず、迷ったまま閉店の時間になってしまい、お店にはたどり着けませんでした。
でも、初めて見る夜の弘大の街はおしゃれて活気があってとても素敵でした。
今思い出すと、お目当てのお店には行けなかったけど、夜の弘大を歩いた体験はとてもいい思い出になっています。
その日は弘大のどのお店に入ればいいのかわからなかったのでソウル駅に戻り、夕飯用にと駅の売店でアボカドと卵の김밥を買ったのですが、温かいものも食べないと力が出ないと駅の食堂に入り、トンカツを食べてしまいました。
そこのトンカツにはデミグラスソースではなく、ハヤシライスのソースがかかっていました。ソースはおいしかったのですがお肉はちょっと硬くて筋が残っていたので、衝動的に食べてしまったのを少し後悔。
でも、トンカツを食べたおかげでまた元気が出たので、またまたロッテマートに行き、またまた買い物をしました。
旅行最終日
午前中までぎりぎり遊ぶ
日本に帰る飛行機のチェックインが1時すぎだったので、最終日は早起きして明洞に行き、おいしいと評判のおかゆのお店「味加本」(미가본)に行きました。
ここで野菜がゆを食べたのですが、しっかりと味はついているけれどしつこくなく、香ばしいごま油の香りがするとてもおいしいおかゆでまたソウルに行ったら食べてみたいと思いました。
急いでいたのと、食べ過ぎて飛行機の中で気持ち悪くなっても困るとおかゆを少し残してしまったのですが、お会計のときに「おいしくなかったですか」とやさしく聞かれ、残してしまって申し訳ないと思いつつ、ここのお店の方はお客さん一人一人をしっかり見ているんだなあと感激しました。
10時半にはホテルに戻って帰り支度をしなければいけないので、ロッテマートで気になっていたネイチャーリパブリックの金粉入りのクリームを見に、明洞のネイチャーリパブリックに行きました。
ロッテマートでは金粉入りのクリームと目の回り用の美容液のセットがあったのですが、明洞のお店にはクリームと美容液のセットはなかったので、金粉入りの美容液と目の周り用の美容液のセットを買いました。
この金粉入りの美容液、漢方っぽい香りも好きだし、肌もしっとりするのでとても気に入りました。
美容液はネイチャーリパブリックの「ジンセンロイヤルシルク24K ゴールドアンプル100ml」というもので、調べたら楽天で買えるようです。
ネイチャーリパブリックでは試供品のおまけをすごくたくさんもらって、一気に荷物が重くなりました。帰国後はかってみたら、ネイチャーリパブリックからもらったおまけだけで1キロでした!!
ネイチャーリパブリックを出た後、韓国語の本がほしかったので明洞聖堂のすぐ近くにある本屋さんに行き、子供用の絵本を買って、ホテルへ。
またね、韓国
仁川からソウルにあるホテルまで電車移動し、とても大変だったので、帰りは迷わずホテルの前から仁川行きのリムジンバスに乗ることにしました。
重い荷物を持って階段の上り下りもすることなく、リムジンバスは本当に快適でした。
快適に効率的に旅を楽しみたいという方には仁川空港からソウルまでは電車移動ではなく、リムジンバスでの移動をお勧めします!!
渋滞もしていなかったので1時間で仁川空港に着くことができました。
チェックインまで時間があったので、またまた書店に行って本を見ました。
これいいなあと思った本を良く見ると、日本で出版されている本を韓国語に翻訳したものでした。
日本語で読めるものをわざわざ買う必要ないなと思って買わなかったのですが、レッスンのときにその話をしたら、日本語のものと韓国語訳のものを両方読んで比較することでどんなふうに翻訳されているかわかるから勉強になりますよと先生からアドバイスをもらったので、次に行ったときは日本で発売されている書籍の翻訳版を買おうと思いました。
帰りの飛行機の窓から韓国の風景を見ながら、また来たいなあとしみじみ思いました。
かなり長い旅行記になりましたが、いつか韓国に一人で行きたいなあと思っている皆さんの参考になったら嬉しいです。
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