こんにちは。
今回は初級の勉強をしているころ、よくこんがらがった接尾語の「고」と「-아/어서」について書いていこうと思います。
「고」も「-아/어서」も日本語訳は「~して」なので間違えやすいのです。
1、-고(並列)
用言の語幹に「-고」をつけて、並列の「~して」「~くて」という意味になります。
文の前後の動作に関連性がなく、単に時間的な前後関係だけを表します。
例 텔레비전을 보고 자요.「テレビを見て寝ます。」
빨래를 하고 청소해요.「洗濯をして掃除します。」
2、-아/어서(先行動作の用法)
動詞の語幹に「-아/어서」をつけて、「~して」という意味になります。
文の前後の動作は関連性があるものとなり、前の動作なしには後続の動作は成り立たない場合に使われます。
例 도서관에 가서 (그 도서관에서)책을 비렸어요.
「図書館へ行って(その図書館で)本を借りました」←図書館に行かないと本は借りられないので、図書館へ行ったことと本を借りたことはひと続きの動作になると考えます。
아침에 일어나서 학교에 갔어요.
「朝起きて学校へ行きました」←朝起きてないと学校に行けないので、朝起きたことと学校に行ったことはひと続きの動作になると考えます。
さらに詳しくいうと、신주쿠에 가서 친구하고 만났어요.の場合、新宿に行ってそこで友達に会ったとなりますが、신주쿠에 가고 친구하고 만났어요.の場合は新宿に行ったことと友達に会ったことの関連性はないため、新宿に行ったけれどそこで友達に会ったかどうかはわからないということになります。
※입다「着る、身につける」、 신다「(靴・靴下などを)履く」、 쓰다「(帽子などを)かぶる、(眼鏡)をかける」、차다「(時計などを)はめる」などの着用動詞や「 타다(乗り物や勢いなどに)乗る」には –고のみを使うので注意が必要です。
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