今回は日本語に訳すと「~したら」という意味になるので、作文のときしょっちゅう間違っている「-(으)면」と「-(으) 니까」について書いていきたいと思います。
「-(으)면」は仮定・条件を、「-(으) 니까」は新しい発見や結果・理由を表します。
1、-(으)면
「~すれば」「~したら」というように仮定・条件を表す表現で、用言の語幹にパッチムがなければ「-면」、パッチムがある場合は「-으면」となります。
例 돈이 있으면 해위 여행하고 싶어요.「お金があれば海外旅行をしたいです。」
서울에 도착하면 연락 주세요.「ソウルに着いたら連絡ください。」
2、-(으) 니까
「~したら、~したところ」のように新しい発見や結果を表し、自分の経験を通じて分かったことなどについて述べるときに使う表現です。
用言の語幹にパッチムがなければ「-니까」、パッチムがある場合は「-으니까」となります。
過去に経験したことでありながら、「-았/었-」をつけないことにも注意が必要です。
例 이 약을 먹으니까 감기가 나았어요.「この薬を飲んだら、風邪が治りました」
백화점에 가니까 세일을 하고 있어서 가방을 하나 샀어요.
「デパートに行ったらセールをしていたので、バッグを一つ買いました」
「-(으) 니까」は「~から、~ので」のように理由の表現にも使います。文の後ろに相手に指示したり、勧誘したりするなど、行動を促す表現が使われるときの理由表現は-(으) 니까が使われます。
このとき、他の理由の表現「아/어서」は使われないので気をつけることが必要です。
例 (○)뜨거우니까 조심하세요.「熱いから気をつけてください」
(×)뜨거워서 조심하세요.
最近授業で、「確認したら先方の間違いだということがわかりました」という文を「확인 하면(×) 상대방의 실수라는 것을 알 수있었요.」と言ってしまい、先生から確認するという行動を取った結果間違いがわかったのだから、하면ではなく、하니까だと指摘を受けました。
この例はとてもわかりやすかったです。
翻訳サイトで「~したら」と入力すると「-(으) 니까」が正解でも「-(으)면」と翻訳されることがあるので、しっかりと意味を押さえておくことが重要ですね。
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