こんにちは。
はるはるです。
今回は「CD付 改訂版 できる韓国語中級Ⅰ」のレビューを書いていきます。
語学教室で「できる韓国語初級Ⅰ」の学習が終り「できる韓国語初級Ⅱ」を始めた頃、付録のCDの本文のスピードが速くなりちょっと焦り、何度も音読したのですが、「できる韓国語初級Ⅱ」から「できる韓国語中級Ⅰ」に入った時は音声の速さはあまり気になりませんでした。
ただ、 本文の文字数が増えたなあと思い、長い文に慣れなくてはと思いました。
テキストの内容
課ごとに学ぶ文法の文が入った本文、本文の語彙、文型の説明、文型の基本練習、応用練習、聞き取り練習問題が掲載されています。
お勧めポイント
1、韓国の文化や習慣に関する内容が多いので、楽しく勉強ができる
韓国の観光地の紹介文、韓国の食べ物、韓国での定番の贈り物の話など、韓国の文化に関する本文が多いので、飽きずに楽しみながら勉強ができます。
お店での会話や韓国の友人への手紙の本文もあるので、実用的な文も覚えることができます。
本文は10行から20数行のものまであり、「できる韓国語初級Ⅱ」に比べると少し長くなります。
私は「できる韓国語初級Ⅱ」の学習をしていたときと同じように本文をつかえずに読めるまで何度もリーディングしたのですが、リーディングに慣れてきたのか「できる韓国語初級Ⅱ」のときはつかえずに読めるまで各課20~25回かかったのに対して「できる韓国語中級Ⅰ」は10回からから15回くらいで読めるようになりました。
2、語学力アップのページが充実している
洗濯機の使い方、地下鉄の路線図、新聞やニュースで使われる表現など、実用性のある内容が多く、とても勉強になります。
また、同じ単語でさまざまな意味を持つものや日本語訳では同じように訳すけれどニュアンスが違う単語についての説明など、知識の整理に役立つものも多いです。
3、文型の練習がたくさんできて文法の定着がしやすい
習った文法を定着するための練習問題がたくさん掲載されているので、問題を解いているうちに文法をしっかりと覚えることができます。
4、テキストの版型が大きくて使いやすい
テキストがB5なので、字が大きくて見やすく、書き込みがしやすいです。
版型が大きいため、テキストに直接練習問題の答えを書き込めるのが楽です。
些細なことかもしれませんが、小さなテキストでノートに練習問題の回答を書いて勉強するとき、面倒で負担だなと感じることがあるので、語学を学習する上でテキストの使いやすさはかなり重要だと思います。
5、テキストに付随したワークブックもあるのでより知識を定着できる
「できる韓国語中級Ⅰ」にはワークブックもあります。
テキストと平行してやることで間違いなく実力アップできると思います。
私は「できる韓国語中級Ⅰ」に入ったあたりから、TOPIK2やハングル検定準2級の勉強が忙しくなり、ワークブックまでやれていないのですが、時間ができたらワークブックもやりたいと思っています。
まとめ
このテキストは「話してみましょう」、「書いてみましょう」など、教室での学習を前提に掲載されている項目もありますが、独学でも十分韓国語を学べる内容だと思います。
テキストの著者の新大久保学院の受講案内では「できる韓国語中級Ⅰ」は韓国語能力試験3級/ハングル能力試験3級レベルとなっています。
私はハングル検定3級合格対策本「ペウギ」の学習と同時に、「できる韓国語中級Ⅰ」の中で「ペウギ」に出てきた練習問題をやっていました。
文法は何度も練習問題をやることで知識をしっかり定着させることができるので、「ペウギ」と平行して「できる韓国語中級Ⅰ」の問題を解いたのはとても効果があったと思います。
また、より理解度を深めるために文法説明文も「ペウギ」のものと「できる韓国語中級Ⅰ」のものを合わせて読むようにしました。
「できる韓国語中級Ⅰ」は中級の勉強はもちろんのこと、TOPIK2やハングル検定3級受験対策本としてもお勧めです。
CD付 改訂版 できる韓国語 中級Iはアマゾンのサイトで試し読みもできるので、内容を詳しく知りたいという方は見てみてください。
また、有料になりますが新大久保学院の動画通信講座で文法のワンポイントレッスンの動画も見られます。
半年間見放題で6400円(2021年3月24日現在)なので、リーズナブルなお値段だと思います。
動画を見ることでよりいっそう文法の定着がしやすくなるのでお勧めです。
私の経験上、動画は3回繰り返し見ることで知識が定着できたと感じたので、動画を視聴する場合は複数回見ることをお勧めします。
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