皆さんこんにちは。
発音変化シリーズ、第二弾は連音化について書いていこうと思います。
連音化とは
パッチムの次に母音がある場合、パッチムと母音をつなげて発音することを連音化といいます。
連音化の法則
①パッチムの次に母音(「ㅇ」が続く)場合、パッチムは「ㅇ」に移動し、母音と結び付けて発音します。
例 일본이(日本が)→(実際の発音)[일보니](イルボニ)
일본은(日本は)→(実際の発音) [일보는](イルボヌン)
②パッチムが二重パッチム(2つ子音がある)ときは、後ろの子音と母音をつなげて発音します。
例 앉아요(座ります)→(実際の発音) [안자요](アンジャヨ)
읽어요(読みます)→(実際の発音)[ 일거요](イルゴヨ)
※ㄱは連音化したあと、母音にはさまれるので有声音化し、「ゴ」となります。
③パッチム「ㅎ」は、ほぼ発音されません。二重パッチムのときも「ㅎ」は発音されないので注意が必要です。
例 좋아요(いいです) →(実際の発音)[조아요](チョアヨ)
넣어요(入れます) →(実際の発音)[너어요](ノオヨ)
많아요(多いです)→実際の発音 [마나요](マンナヨ)
끓어요(沸きます) →(実際の発音)[끄러요](ックロヨ)
④「ㅇ」パッチムは連音化しません。
例 영어(英語)は実際の発音も [영어](ヨンオ)
고양이(猫)は実際の発音も[고양이](コヤンイ)
有声音化はパッチムと母音をつなげるということを覚えてさえいれば、比較的マスターしやすいと思います。
二重パッチムも両方読むと考えておけばいいので難しくはないです。
「o」のパッチムが連音化しないというのも、発音のしやすさを考えると連音化しないほうが発音しやすいので覚えやすい法則といえますね。
この記事が発音変化の勉強をしている皆さんのお役に立てると嬉しいです。
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