こんにちは。
はるはるです。
もうすぐハングル検定ですね。
はるはるは1級を受けようかどうか迷ったのですが、過去問を解いてまだ合格には遠いと感じて今回はパスすることにしました。
ちょっと前に「できる韓国語 中級Ⅱ」のテキストを終えたので、レビューしたいと思います。
実は3年前の秋にTOPIK6級、2年前の春にハングル検定2級に合格しているので、上級の勉強もしていましたが、学校ではじっくりとテキストをやっていたので、中級のテキストがやっと終わったという形になっていますが、スクールでは文法や語彙の定着もかねてしっかりと中級の勉強をしました。
「できる韓国語 中級Ⅱ」には上級のテキストでやっていた文法も入っていたし、ハングル検定2級で必要な語彙もありました。
これでできるシリーズのテキストは全部終わりました。
ハングルの勉強を始めたとき、何としても「できる韓国語 中級Ⅱ」をしっかりと終わらせたいと思っていたので、終わったときは感無量でした。
テキストの内容
課ごとに学ぶ文法の文が入った本文、本文の語彙、文型の説明、文型の基本練習、応用練習、聞き取り練習問題が掲載されています。
お勧めポイント
1,慣用句やことわざについて詳しく解説しているページがある
テキストをやっていてハン検2級の役に立つと感じた部分がこちらです。例えば「삼천포로 빠진다」(直訳:三千浦に行ってしまう)は話が他の方向にそれたり、あることがとんちんかんな方向にいってしまった場合に使うのですが、直訳しただけでは何のことを言っているんだかまったくわからないです。こういった表現がどうして生まれたか説明するページや、実際に慣用句やことわざを使った例文が掲載されているページがあるのですが、ここがすごく良かったです。
一発でことわざや重要表現を覚えられると感じました。
2,韓国文化を楽しく学べる
できる韓国語シリーズはみんなそうなのですが、韓国の文化に関する長文を読みながら文法を覚えるというスタイルなので、文の内容自体が面白く、勉強するのが楽しかったです。
とくにいいなあと思ったページはステップ2課の「호칭」(呼び名)というページ。親戚の呼び名がイラストつきで詳しく説明されているんですが、とてもわかりやすく面白かったです。
3,練習問題がたくさんあるので、文法が定着しやすい
そのパートで習う文法に対する練習問題がいくつも掲載されているので、解いているうちに自然と文法が覚えられたということがよくありました。
このテキストを使いながらハングル検定2級の準備もしていたのですが、ハン検は2級以上は文法のテキストがないんです。
なので、高級文法のテキストをやっていたのですが、「できる韓国語 中級Ⅱ」にも高級文法のテキストに掲載されている文法がありました。
なので、高級文法に掲載されている文法と同じものは「できる韓国語 中級Ⅱ」の練習問題を解いたのですが、とても定着率がいいと感じました。
4,テキストに付随したワークブックもあるのでより知識を定着できる
「できる韓国語中級Ⅱ」にはワークブックもあります。
テキストと平行してやることで間違いなく実力アップできると思います。
私はワークブックまでやれていないのですが、文法の知識を定着させるためにこれからワークブックもやろうと思っています。
5,判型が大きいので勉強しやすい
テキストはB5判と大きいので、練習問題などは直接書き込んでやっていました。
練習問題を見て答えをノートに書きこむというワンステップは、私にとってはけっこうめんどくさいものだったし、書き込めば答えと問題を一緒に見られるのでとても便利でした。
まとめ
このテキストは「書いてみましょう」など、教室での学習を前提に掲載されている項目もありますが、独学でも十分韓国語を学べる内容だと思います。
テキストの著者の新大久保学院の受講案内では「できる韓国語中級Ⅱ」は韓国語能力試験4・5級/ハングル能力試験準2級レベルとなっています。
私は「できる韓国語中級Ⅱ」をやってみて、このテキストを完全にマスターすればTOPIK5級、ハン検準2級は間違いなく合格できるなと感じました。
「できる韓国語中級Ⅱ」は中級の勉強はもちろんのこと、TOPIK2やハングル検定準2級受験対策本としてもお勧めです。一部ハン検2級に必要な文法も掲載されているので、ハン検2級対策としてもしっかりこのテキストをやることをお勧めします。
この記事が中級の勉強どうしようかなと思っていらっしゃる皆さんの参考になると嬉しいです。
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