こんにちは。
はるはるです。
先週の6月に受験したハングル検定の成績通知表が送られてきました。
聞き取り22点、筆記37点、合計59点で不合格です。
前回の受験時は聞き取り30点、筆記34点、合計64点。
筆記は3点アップしましたが、何と聞き取りの点数が8点も落ちてしまったので、前回よりも5点マイナス。
前回の試験が終わった後、「キクタン」、「合格トウミ」、「過去問」、「ハングル検定2合格を目指して」などのテキストを中心に、ハン検用の勉強を200時間以上やった(この記事を書くために勉強時間のトータルを計算して改めてひえーっとなりました)のに、点数が落ちたという衝撃的な結果になってしまいました。
今回のハン検2級を受ける前に4月に受けたTOPIK2の結果は4級。
TOPIK6級が受かった人でもハン検2級に合格するのは難しいと言われていますから、まだ4級の私にとって今回のハン検の結果はある意味当然のものだと思います。
でも、勉強の成果が出ないどころか、点数が落ちてしまったことはとてもショックでした。
落ち込みながらもなぜこんなことになったんだろうと自分なりに考え、気づいたことがあるので書いていきたいと思います。
学習が結果につながらなかった原因
聞き取りが大きく下がってしまったのは、体調がいまひとつで集中力が落ちていたからです。
実は試験の2週間前くらいから過去問をやり始めたのですが、一度解いたことがある聞き取り問題なのに、何を言っているか全然わからないということが何度かありました。
これは4月のTOPIKに向けて勉強していたときにも感じていたもので、聞き取りは得意なほうだし、聞き取り強化のための対策もしているのに力が落ちているのではと思うことがたびたびありました。
勉強のやりすぎによる疲れが取れなかったのが集中力低下の原因だと思います。
去年TOPIKが3回も中止になり、11月に受験したハン検2級も不合格。
学習の成果を目に見える形で得ることができず、私はとても焦っていました。
自分を追い込み、毎日辛いなあと思いながら勉強をしていて、頭が回らないと感じることも多かったです。
4月のTOPIK受験後もかなり疲れていたのですが、休むことなくすぐにハン検の勉強を始めました。
知らない単語だらけの「トウミ」や「ハングル検定2級合格を目指して」の勉強も楽しいと思うこともなく、苦痛と焦りは増すばかり。
精神的にも肉体的にもきつい中で勉強を続けていました。
そして、ハン検の前の日は疲労はピーク。
勉強が辛くてしかたないのに、無理をして過去問の単語の暗記をしていました。
こんな状態だったので、受験当日は明らかに集中力がダウンしているのがわかりました。
聞き取りのときは、マークシートを間違って塗りつぶしてしまい、慌てることも。
聞き取りの後の読解ではグッタリしてしまい、粘り強く取り組めばできたはずの長文読解の問題も途中で考えるのを諦めてしまいました。
これではいくら勉強をしても実力を発揮することはできないですよね。
今回の結果から得たもの
200時間以上必死に勉強したのに点数が下がってしまったという信じがたい今回の体験から学べることはないかと考えてみました。
まず、試験日までの体調を整えることの重要さです。
以前英語の学習ブログで前日まで必死で勉強するよりは、体調を整えることを優先したほうがいいという記事を読んだことがあるのですが、まさにそのとおりだなあと思いました。
これから試験を受ける皆さんにはせめて試験の前日くらいはリラックスして体力を温存しておくことをお勧めします。
次に、楽しみながら勉強することの大切さもわかりました。
去年から今年にかけての私は苦しくても体力が許す限り、時間がある限り勉強するというスタイルでした。
そのせいかいつも疲れていて集中力もいまひとつだと感じていました。
人は自分が興味を持ったものに対してはよく記憶できるそうです。
単語集を丸暗記する勉強ではなく、たまにリアルな韓国語は、ことわざ 慣用表現から学ぶなどの読み物形式の本で韓国語を勉強しているときは楽しいと感じ、知識の定着も良かったのですが、とにかく大量の単語や文法を暗記しなければいけなかったので、ずっと辛い勉強法を続けていました。
それだけに、あれだけ大変だったのに結果がこれ? と大きなショックを受けました。
試験の結果が思わしくなく、語学スクールの先生に勉強したのに成果が出ないと話したところ、思い切って勉強時間を大幅に減らしたらどうですかと提案されました。
えっ?と戸惑っている私に先生は、難しい問題ばかり解くのではなく、時には初級の知識を再確認するなど自分に自信がつくような勉強をするといいんじゃないかともアドバイスをくれました。
そして、「楽しみながら勉強してください」とも言いました。
先生は私がこのままでは勉強を挫折してしまうかもと思ったのかもしれません。
確かに苦しいだけの勉強では長続きさせることは難しいので、楽しみながら知識を定着させる習慣をつけるのが私の今後の課題です。
当たり前ですが勉強は時間ではなく効率が大事だということも痛感しました。
実はやる気が出ないときは、you tubeを聴きながら勉強をしていたこともありました。
こんなふうに1度に2つのことをすると脳はとても疲労してしまうので、効率が悪いんですよね。
これも反省しています。
努力し続けていれば必ず結果は出ると信じて頑張ってきたので、今回のハン検の結果は私にとってかなり辛いものではありました。
でも、失敗の中からたくさんの気づきがあったのだから良かったのだと思うようにしています。
実際、この体験を通じて大きな気づきがあるはずと深く考え、原因がわかったら気持ちもスッキリし、前向きになれました。
わずか3点ですが、書き取りの点数が上がったのは勉強の成果だとも考えています。
また、今回の体験を通じて、ある程度単語の暗記ができたら過去問を中心に勉強するのがいいのではないかということも感じました。
解けなかった問題に出てきた単語はしっかりと頭に残りやすいからです。
過去問をたくさん解くことで問題に慣れ、時間配分の対策を立てることもできるとも思いました。
韓国語学習では中級の期間がとても長いと言われています。
「前田式」の韓国語学習で有名な前田真彦先生は10年間中級をさまよったそうです。
それだけ中級の壁を乗り越えるのは大変なことだと考え、これからも諦めずに勉強を続けていこうと思います。
この記事が私と同じようにたくさん勉強しているのに結果が出ないと悩んでいる方の役に立てると嬉しいです。
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