TOPIK2が中止になってしまったため急遽ハングル検定2級を受験することに決め、昨日テストを受けてきました。
去年ハン検の準2級に合格してからずっとTOPIK2の受験準備をしていたので、こんなに早く2級を受ける日が来るとは思いもしませんでした。
TOPIK6級合格者でも受からないという難関のハングル検定2級を受けるのは無謀といえば無謀ですが、モチベーションを下げたくなかったので受けてみたのです。
試験日の夕方に解答速報が出たので自己採点したところ点数は60点。
合格点の70点には10点足らないという結果になりました……。←先日成績通知表が届きました。64点でした。
問題用紙にどの回答を選んだかマークするのを忘れている問題が何個かあるのですが、たぶんこのくらいの点数だと思います。
ハン検2級用の勉強をしたのは約1カ月です。
「キクタン 韓国語【上級編】」と「CD付 ハングル能力検定試験2級合格をめざして」というという2冊のテキストを中心に100時間勉強しました。
「キクタン」は5周することができ、かなり覚えたと実感したので、「もしかしたら……」と思いながら勉強をしてきましたが、やはり2級の壁は厚いですね。
また今日から仕切り直し。
TOPIK2の勉強とハン検2級の勉強を続けていこうと思っています。
合格点には届きませんでしたが、ハン検2級を受けようと決めて「キクタン」を開いたとき、わからない単語だらけで、「ハングル」能力検定協会のホームページにある「WEB模擬試験여보세요「ハン」検」のハン検模擬試験2級をやってみても、30点から50点しか取れなかった状態から60点を取れるまで実力アップができたので、学習法の参考になるかもと2級受験までにどんな勉強をしたか書いていきたいと思います。
試験勉強に使った教材
キクタン韓国語【上級編】
ハン検2級を受けようと決めて一番最初に買ったのがこの本です。
「ハン検公式ガイド 新装版合格トウミ 上級編」も見てみたのですが、中級までのように級別に覚える単語という構成にはなっていないんです(涙)。
その上、掲載されている単語や慣用句の量も膨大(数えてみたら単語だけで5000弱あります)なので、2級レベルの単語・慣用句1120語が掲載されている「キクタン 韓国語【上級編】」を試験日までにまる1冊暗記しようと勉強を始めました。
試験日までにはキクタンを5周し、ほぼ掲載されている単語や慣用句、ことわざは暗記できたなと思いました。
キクタンを勉強して良かったと思ったことがたくさんあったので、内容については後日くわしくレビューしますね。
ハングル能力検定試験2級合格をめざして
キクタンには上級の文法が掲載されていないので、キクタンと同時進行でこのテキストに掲載されている文法の暗記をしました。
このテキストには2級合格に必要な語彙も掲載されているのですが、キクタンと重ならないものも多かったので、こちらも暗記をしました。
でも、このテキストの単語は3周しただけなので、覚え切れていない単語もかなりあると思います。
文法、語彙、表現、活用表現などを学習した後にテストがあるのですが、テストまではいきつかずに試験当日になってしまったので、このテキストを十分に活用したとはいえません。
次の資格試験の日までに再度このテキストをしっかりと学習しようと思います。
ハン検2
級過去問題集 ハングル能力検定協会(著)
今までハン検を受けるときは、学習の総仕上げと試験になれるために過去問を1冊とき、わからなかった部分を覚えるというやりかたをしていました。
でも、今回はできるだけ問題を多く解いたほうがいいと思い、2020年度の最新版の過去問題集と2016年の過去問題集を解きました。
最新版を書店で買い、メルカリに出ていた2016年度のものも買って問題を解き始めてから気づいたのですが、ハン検は2018年に試験の実施方法と問題形式が変更されているのです。
2016年度版の過去問は現行のものに比べ、問題数も多く試験時間も長いのです。
改変前のものとはいえ、過去問を解くことはとても勉強にはなったのですが、これから先過去問の問題集を買うなら2018年以降のものを買ったほうがいいなと思いました。
ハン検2級を受けてみて
最初に過去問を解いてみたとき、最初のほうの聞き取り問題が何を言っているか全然わからなかったのですが、何度が過去問を解いているうちに少し慣れてきました。
一番最初に過去問を解いたときは40%しか点数が取れなかったのですが、本番の試験ではリスニングは70%の点数が取れていました!!
リスニングに関しては過去問をたくさん解いて耳を慣れさせるのが点数アップの秘訣ではないかと思います。
書き取りの長文は文自体はそう難しいものではないのですが、疲れ果てて集中力が途切れ点数があまり取れなかったので、順番に解いていくのではなく、先にさっと解ける問題を終わらせて長文に時間をかければよかったと思いました。
2級を受けに来ていた人は大学生くらいの人が圧倒的に多く、皆トウミを持っていました。
「キクタン 韓国語【上級編】」もかなり語彙をカバーできていると思ったのですが、実際試験を受けてみて「トウミ」もきっちりやったほうがいいなと感じました。
合格体験記ではありませんが、この記事が今後ハン検2級を受ける方の役に立てれば嬉しいです。
いつか合格のための勉強法を書けるように頑張ります!!
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