こんにちは。
今回はハン検2級対策本の「キクタン 韓国語【上級編】」の使い勝手と学習方法を書いていきたいと思います。
「キクタン 韓国語【上級編】」の内容
ハングル能力検定2級レベルの単語・慣用句が1120語収録されています。
右のページは韓国語の横に赤字で日本語訳(漢字語があるときは漢字語も掲載)、左のページには例文と和訳が掲載されています。
チャンツに乗せて、見出し語を【韓国語→日本語(メイン訳)→韓国語】の順に読み上げた「見出し語音声」と、【見出し語+日本語訳】に続き、例文を読み上げる「例文音声」がダウンロードできます。
お勧めポイント
1、勉強しやすい
音声をスマホにダウンロードできるので、移動時間などちょっと時間ができたすぐに勉強できます。
「キクタン」はそんなにかさばる本でもないので、私は出かけるときは持ち歩いて電車の中などで音声を聞きながら本を見て勉強していました。
チャンツは単語の発音の後に和訳の音声が流れるので、聴いているだけでも単語の暗記ができます。
音声を聴くためには「ALCO」というアルク出版の音声ダウンロードアプリを使うのですが、これすごく使いやすいです。
パッと聴きたい部分が出せるのでとても重宝しました。
2、 知識を定着させるための方法がたくさん導入されている
「キクタン」の大きな特徴はチャンツですが、まずチャンツを何度も聞いて実際口に出して発音しているうちに単語の意味がスッと頭に入ってきます。
例文の音読がついているのも知識の定着にとても効果的だと感じました。
訳の下に漢字語が掲載されているのもポイントが高いです。漢字語を見ることでイメージをつかみやすくなるので、単語が覚えやすくなります。
「キクタン 韓国語【上級編】」は70日で学習していく形になっているのですが、日ごとに右ページ下に韓国語、左ページ下に日本語が掲載されていて、きちんと覚えられたかどうかチェックできるようになっています。
このページ下チェックをやることで、よりいっそうしっかりと意味を定着させることができます。
また、週ごとに「力試しドリル」という問題もついています。
解説もていねいに書いてあるのでしっかりと単語の使い方が覚えられます。
まとめ
「キクタン 韓国語【上級編】」はとても使いやすかったです。
単語を覚えるのが苦手な方にはとてもお勧めの教材です。
ハン検の1ヵ月月前にハン検用の勉強をし始めたとき「ヨボセヨ ハン検」で小テストを受けときはわからない単語だらけでした。
ひどいときは、10問中正解がたった2問ということも……。
その状態でスタートし、実際の試験で64点取れたのは「キクタン」の効果が大きいと思います。
リスニングで合格ラインよりも高い得点を取れたのも、キクタンの例文を何度も音読してリピートしたからだと思います。
ただ実際にハン検2級を受けた個人的な感想としては、「キクタン 韓国語【上級編】」だけで合格ラインまでの単語をすべてカバーするのは少々難しいかなと思いました。
今回ハン検2級を受けるにあたって「CD付 ハングル能力検定試験2級合格をめざして」というテキストでも勉強したのですが、このテキストに掲載されている単語で「キクタン 韓国語【上級編】」に掲載されていないものがけっこうありましたし、実際試験を受けてみて、やはり「ハン検公式ガイド 新装合格トウミ 上級編」をやるべきだと思ったからです。
私のように2級を受けようと思うけれど、「合格 トウミ 上級編 1・2級」の単語量の多さに圧倒されてしまうという人には、「キクタン 韓国語【上級編】」でまず主要単語をおさえるという方法をお勧めします!!
いずれにせよ、「キクタン 韓国語【上級編】」で勉強して良かったです。
テキストに掲載されている単語はほぼ覚えたと思って試験を受けたのですが、試験から一ヵ月後の今再びテキストを見てみたら忘れている単語がけっこうあったので、また「キクタン 韓国語【上級編】」での勉強を再開しようと思っています。
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